シミュレーションの金利は信用できない場合がある

おまとめローンを利用することによって既存のローンを借り換えれば、借金の管理が容易になって返済計画が立てやすくなります。しかしここで注意すべきことは借り換えによって金利が上昇する可能性があるということです。せっかく借り換えたにもかかわらず、金利が高くなっては借金の返済が困難になってしまいます。

 

たとえば既存ローンの多くを銀行カードローンが占めており、それを消費者金融のおまとめローンによって借り換えを行うような場合では、借り換え以前よりも金利が上昇してしまう可能性があります。そこで借り換えを行う際には、事前に金利のシミュレーションを行うことが大切となるのです。

 

借り換えでも、金利が下がらない場合

既存ローンをおまとめローンを利用して借り換えても、金利が下がらない場合があります。既存ローンの金利と借り換え後の金利がほとんど同一水準な場合などです。借り換えれば必ず金利が安くなるわけではないので、借り換えに際しては事前に金利をチェックすることが大切となります。

 

オリックス銀行、じぶん銀行の金利は高水準

通常、銀行カードローンの金利は消費者金融より低い傾向にありますが、すべての銀行カードローンが低くなっているわけではありません。たとえばオリックス銀行、じぶん銀行の少額融資に対する金利は高い水準となっています。

 

オリックス銀行の上限金利は「17.8%」、じぶん銀行の上限金利は「17.6%」となっており、これはプロミスの上限金利「17.8%」とほぼ同水準のレベルです。このようなケースでは借り換えを行っても金利負担は変わらないため、借り換えによるメリットを得られないことになります。

 

金利水準は借入金額の総額によって左右される

ここで注意が必要なのは、オリックス銀行やじぶん銀行の金利が常に高水準ではないということです。金利の水準は借入金額の大小によって左右されます。金利には幅があり、一番高い金利を上限金利、低い金利を下限金利と言います。

 

借入金が少額になるほど上限金利に近い水準の金利が適用され、多額になるほど下限金利に近い金利が適用されることになります。つまり、借入金が多い場合には金利は安くなり、少ない場合には金利は高くなるのです。ここでオリックス銀行の下限金利は「3.0%」、じぶん銀行の下限金利は「3.9%」となっています。一方でプロミスの下限金利は「6.3%」で、両銀行より高い金利となっています。

 

プロミスのおまとめローンの限度額は300万円となっているため、もし借り換えで300万円の融資を利用するなら銀行を利用したほうが安い金利で利用できるということになるのです。このように借り換えを少額で利用するなら消費者金融と銀行カードローンで金利差はないものの、多額な融資を受ける場合には金利水準に差が出てくる場合もあるため、借り換えを利用する際には金利水準の程度を把握するためにシミュレーションをすることが大切となってくるのです。

 

返済シミュレーションの方法

返済シミュレーションについては、消費者金融や銀行の公式サイトに設けられた特設サイトで実施できるようになっています。そこに既存ローンの金額や金利をインプットすることで、借り換えを行った場合の計算結果が瞬時に表示され、どのくらい金利負担が軽減されるかについて把握できるようになっています。

 

金融機関のサイトでは、新たな借り換えローンの情報について入力する必要がないため楽にシミュレーションを行うことが可能となっています。また金融機関の公式サイトとは別に、借り換えのシミュレーションができる個人サイトも存在しています。個人サイトでは、既存ローンの金利とは別に、新たに借り換えるローンの実質金利についても入力する必要があるため若干手続きに手間がかかります。

 

借り換えシミュレーションの注意点

このように借り換えシミュレーションは、借り換え後の金利負担について把握できるようになっているため非常に便利です。しかしここで注意が必要なのは、表示される結果はシミュレーションに過ぎないため、実際の金利とは異なる可能性があるということです。特にシミュレーションでは金利が低めの水準とされていることが多く、実際に申し込むとシミュレーションよりも金利が高くなることがあります。

 

また金利水準を正確に計算するために本来は借入金額によって金利が変化しなければならないところ、借り換えのシミュレーションでは金利を下限金利で計算しているものも存在します。このようなケースでは、シミュレーションの結果が実際の金利が大きく異なるために注意が必要です。

 

シミュレーション結果には、適用された実質年利の水準が表示されます。ここでシミュレーションで適用された実質年率が、明らかに下限金利に近い場合にはシミュレーション結果が信用できないことになります。このような場合には個人のシミュレーションサイトを利用し、実質年利を高めに設定しなおしたもので再計算する必要があります。

 

個人のシミュレーションサイトの利用方法

消費者金融でも銀行カードローンでも金利は借入金額によって左右します。そこで借入金額が50万円未満などの少額の場合、上限金利で計算します。一般的に消費者金融では18%、銀行カードローンでは14.5%が標準的な上限金利となります。

 

より正確な金利で計算したい場合には、公式サイトを閲覧し、個別に実質年利の上限金利を確認して、上限金利を入力するようにします。消費者金利の上限金利は17.8%のプロミスを除くと18%で横並びとなっていますが、銀行カードローンの場合は各企業によって異なるため、正確な金利を割り出すためにはチェックする必要があります。

 

個人サイトを利用してシミュレーションするには、若干手間暇がかかりますが、金利負担が軽減されるとその効果は最低でも数万円分に達します。経済的なメリットを確実なものとするためにも、個人サイトを利用して丁寧なシミュレーションをしてみることが大切となってくるのです。

最新カードローンスペック一覧表

実質年率 融資限度額 審査目安
プロミス


4.5%〜17.8% 1〜500万円 最短即日
アコム


3.0%〜18.0% 800万円 最短即日
アイフル


4.5%〜18.0% 500万円 最短即日
モビット


3.0%〜18.0% 800万円 最短即日
楽天銀行カードローン


4.9%〜14.5% 500万円 最短即日